肛門外科

肛門外科

痔の種類

痔には外痔核と内痔核の2種類あります。皮膚と粘膜の境界線より外側にあるのが外痔核、内側にあるのが内痔核です。
痔の主体は静脈瘤で、静脈内の血液のうっ滞により腫れを生じます。
外痔核は境界線より皮膚側にあり、血豆を作るため痛く、黒っぽく腫れて見えます。この状態は軟膏を塗っても改善は望めません。しかし外来で局所麻酔を使い、この血豆を取り除くだけで治ってしまいます。あと1、2回病院へ通えば良いのです。
やっかいなのは内痔核です。あまり痛くないのに排便をしたとき真っ赤な血が便器についてびっくりした方もあると思います。肛門を見ても痔は粘膜側にあり本態が見えません。進行した内痔核の場合肛門から出てきます。もどしてあげることができるものが2度、出っぱなしのものは3度に分類されます。

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